Part5 「キー・オブ・ライフ」
(スパイク)
人間は心臓の鼓動によって生きている。
鼓動とは規則的な繰り返し。すなわちリズムのことだ。
そう、何をするにしても大切なのはリズムだ。
歩く時も、ケンカする時も、飯を食う時も、愛し合う時も、台詞を言う時も、リズムが重要なんだ。
サンライズ、バンダイビジュアル『カウボーイビバップ』
Humans live by their heart’s beat.
A heatbeat is a regular repetition. in other words, rhythm.
That’s right, rhythm is important in whatever you do.
When walking, fighting, eating, making love and talking, rhythm is essential.
「リズム」というと拍や小節、テンポやパターンなどの音楽的なリズムや、食事や運動、睡眠などの生活のリズムが思い浮びます。
音楽や生活だけでなく、絵画でも色や形のパターンを「リズムがある」と表現したりします。
空間的な芸術を時間的な感覚で表現するのは面白いです。
夏フェスやお祭りで感じる集団の一体感も、音楽や囃子のリズムが作用しているのかもしれません。
リズム感を養えばコミュニケーションも上手くなるのかなあ。
Key Of Life
スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)の『キー・オブ・ライフ』(Songs in the Key of Life)は、「Lovin’ You」で有名なミニー・リパートンやハービー・ハンコック、ジョージ・ベンソンなどのジャズメンたちも参加している豪華なアルバムです。
曲数が多いですが日本では「愛するデューク」(Sir Duke)や「可愛いアイシャ」(Isn’t She Lovely)が有名みたい。
「Isn’t She Lovely」はジャズ・サックス奏者のソニー・ロリンズやデイヴィッド・サンボーンをはじめ多くのアーティストがカバーしている人気曲です。
他にも「楽園の彼方へ」(Pastime Paradise)をクーリオが「ギャングスタズ・パラダイス」(Gangsta’s Paradise)でサンプリングしてたりします。
スティーヴィー・ワンダーはモータウン時代から多くの楽曲を制作していますが、個人的には『トーキング・ブック』(Talking Book)と『インナーヴィジョンズ』(Innervisions)がおすすめのアルバムです。
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