Part2 「フールズ・ゴールド」
(ジェット)
ボンサイは奥が深い、ただカットすりゃいいってモンじゃない。
それぞれのボンサイにはひとつひとつ個性があり、そいつを生かしてやらないといけないのだ。
愚かな人間は、何でもかんでも同じように切り揃えようとする。はみ出した部分をただカットカットカットするだけだ。
だがそのはみ出した部分こそが個性であり、オリジナリティなのだ。
そんな事もわからない人間は鋏を持つべきじゃない。まったくボンサイが気の毒だ。
サンライズ、バンダイビジュアル『カウボーイビバップ』
There’s a lot to bonsai. it’s not as easy as just cutting.
Each bonsai has its own individuality, and you have to let those live.
Foolish people try to cut anything and everything off the same way. They just cut, cut, cut the parts that stick out.
Yet those parts that stick out are its individuality and its originality.
People who can’t even figure that out, don’t have right to pick up scissors. I feel so sorry for the bonsai.
アニメ『カウボーイビバップ』がテレビで初放送された当時は全26話中12話しか放送できなかったという背景があります。
自分の力ではどうすることもできずに悔しい思いをすることもある。
それでも、常識にとらわれずに自分らしさを大切にしようと思える台詞です。
ビバップ号のクルーの中で一番の常識人であるジェットの台詞ってとこも皮肉がきいてます。
Fools Gold
アメリカにもイーグルスとゆかりのあるフールズ・ゴールドというバンドがいますが、
真っ先に思い浮ぶのはイギリスのロックバンド、ザ・ストーン・ローゼズ(The Stone Roses)の「Fools Gold」です。
マッドチェスター・ムーヴメントを象徴するような中毒性のあるビートとサイケなサウンド。
シングルでリリースされた曲で、1989年のファーストアルバム『ザ・ストーン・ローゼズ』(The Stone Roses)の再発版に収録されています。
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