マテウス・アサト(Mateus Asato)

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マテウス・アサト(Mateus Asato)

Mateus Asatoマテウス・アサト)は、ブラジル出身のギタリストです。
メロディアスで感情的な演奏と美しい音色で多くの人を魅了する現代のギターヒーローです。

今回は彼のスタイルをおすすめの曲や使用機材とともに簡単に紹介していきます。

マテウス・アサト(Mateus Asato)とは?

マテウス・アサトは1993年生まれ、ブラジルのカンポグランデ出身のギタリストです。
フィンガー/ハイブリッドピッキング、ダブルストップ、メロディアスなスレッディング、スライドを交えたコードボイシングなどが特徴的で、
ブルース、ロック、ソウルなどのジャンルを昇華したプレイスタイルはネオソウルと呼ばれています。
彼のプレイはインスタグラムで大きな話題となり、
トリ・ケリーやブルーノ・マーズなどのポップスターとも共演しています。

ジョン・メイヤーからも「現代最高のプレイヤーの一人」と称賛されるギタリストです。

おすすめの曲(music)

あんまり知らないなあという人にもおすすめの曲を何曲かご紹介します。

Don’t Dream It’s Over

キャリアのターニングポイントになったとも語られる代表曲。美しい。

Sandy, Mateus Asato 「Grito Mudo

サンディ&マテウス・アサト名義のアコースティックライクなバラード。タイトルはポルトガル語で「静かな叫び」のような意味。優しく励まされるような曲です。

Plini & Mateus Asato 「Sugarfish

プリニ&マテウス・アサト名義のインスト。ハイゲインでメロディアスなプレイが聴けます。

フィンガーピッキングとハイブリッドピッキングのシームレスな移行は、ピックを中指で持ったり、人差し指と中指の間に挟んだりしているみたいです。

使用機材(rig)

ギター

SHUR Mateus Asato Signature S

ストラトキャスタータイプのシグネチャー。ピックアップはSSH。シェルピンクがトレードマーク。

SHUR Mateus Asato Signature Classic T

テレキャスタータイプのシグネチャー。2023年のモデルもテレキャス。最近のお気に入りなのかも。

他にもテイラーのアコギや、グレッチのホワイトファルコン、ペンギンなども弾いています。

アンプ

BOGNER GF45-SL Goldfinger Superlead 45W

ボグナーのチューブアンプヘッド。インタビューでは「フェンダーのツインや今までに弾いたことのあるダンブルは僕にはちょっと音が明るすぎる。大好きなのはBogner Shiva 20th Anniversaryモデルだ」のように言っています。パワー管のKT88のサウンドが特に気に入っているようです。

他にもShurのヘッドやコンボを使用しています。

エフェクター

JACKSON AUDIO ASABI

ジャクソン・オーディオのシグネチャーペダル。MIDI対応のオーバードライブ/ディストーション。幅広いサウンドメイクができますが、マテウス本人はブースターのように使ったり、歪みのレベルを75に設定したDISTモードをよく使うそうです。

BROWN AMPLIFICATION Carbon X

マテウスが最近(2024年頃)特にお気に入りのデュアルオーバードライブ。透明感のあるトランスペアレント系のクリーン・オーバードライブからクランチまで多彩な歪みを組み合わせてセッティングできます。

JACKSON AUDIO GOLDEN BOY

ジャクソン・オーディオのオーバードライブ。マテウスはDRIVEのMAGENTAモードをオープンコードなどでよく使うようです。

JACKSON AUDIO FAZZ-MODULAR FAZZ

ジャクソン・オーディオのモジュラー・ファズ。マテウスはOCTAVEモードと他の歪みを組み合わせてジミヘンライクなオクターブファズのように使用しているようです。

JACSON AUDIO BROOM

ジャクソン・オーディオのコンプレッサー/リミッター。マテウスはクリーントーンの演奏でCOMPを絞ってオンにしているようです。使用するアンプによってはEQを使用してトーンを調整しているとのこと。

STRYMON FLINT

ストライモンのリバーブ/トレモロ。マテウスはリバーブをバンドサウンド以外の演奏で常にONしているそうです。フリントはトレモロも使えるので気に入っているみたい。

JIM DUNLOP EP103:Echoplex® Delay

ジム・ダンロップのディレイ。エコープレックスのテープエコーをコンパクト・エフェクターで再現したモデル。温かみのある音色を得ることができます。マテウスは85~90bpm程度のディレイを1,2回繰り返す設定でリバーブを引き立てるように使うことが多いようです。

プラグイン

NEURAL DSP Archetype:Mateus Asato

NEURAL DSPはフロア型アンプモデラ―/マルチエフェクター「Quad Cortex」をリリースしているブランドです。「Archetype:Mateus Asato」はマテウスのサウンドをモデリングしたシグネチャー・ソフトウェアです。DAWのプラグインとしてだけでなく、スタンドアロンでも使用できます。

まとめ

マテウス・アサトは現代のネオソウルを代表するギタリストです。

YouTubeやインスタなどのSNSでも彼のプレイを聴いたり、観たりすることができます。

歌うようなギターと美しいトーンをぜひチェックしてみて下さい!

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